スタンドアロン皮膚温計

スタンドアロン皮膚温計のページです。
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概略
指先にセンサーを装着し、皮膚温の変化を1秒間隔で内蔵メモリに記録します。データはUSBキーボードインターフェイスで取り出すことができます。

計測の仕方
センサー部分を、指先(指の腹側)に装着し、メンディングテープで固定します。テープは、3MのMicropore 1530-1(25mm幅)がおすすめです。装着の際は、計測中センサーが指から離れないように、指とセンサーの隙間をなく密着させます。電源スイッチをONにすると、計測を開始します。その際、ディスプレイ上段には「Measure」の文字が、下段には経過秒数と温度(100倍の値)が表示されます。電源スイッチをOFFにすると計測を終了します。
※再び電源スイッチをONにすると、内蔵メモリが上書きされるので注意して下さい。
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データの読み出し方
PC側であらかじめテキストエディタを起動しておきます。電源スイッチをOFFにした状態で、USBケーブルでPCに接続すると、バスパワーで起動し、データ読み出しモードになります。その際、計測器はPCからキーボードとして認識され、アクティブになっているソフトウェアに計測結果を数字で書き出します。読み出し中、ディスプレイ上段には「Read」の文字が、下段には読み出し中のデータ数と総データ数、読み出した温度(100倍の値)が表示されます。
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その他
Q.どれくらいの期間記録できますか?
A.電池容量の関係で2時間程度です。
Q.マイクロコンピュータは何を使っていますか?
A.Atmega32u4ベースのArduinoタイプです。
Q.温度の解像度はどの程度ですか?
A.表示は0.01℃単位まで出ますが、実際は0.1℃程度とお考え下さい。
Q.計測器によって測定値にばらつきがあるように見えますが正常ですか?
A.センサー(LM35DZ)の性質上、個体ごとに±0.5℃の誤差がありますので正常です。
Q.皮膚温を使ってどのような実験が可能でしょうか?
A.実験事例をこちらに示したので御覧ください。


設計ファイル一式:satm


計測器リスト
(調整中)


バージョンアップ履歴
特にありません。


関連リンク
開発情報