2014年度卒業生。
現在、関西学院大学大学院文学研究科 博士課程後期課程1年。
研究テーマ
魅力が心臓活動などの身体反応に及ぼす影響を検討しています。
好きな俳優を見ている時、グッとくる風景を見ている時、斬新なデザインの商品を見ている時。
我々の体の中では、どんな反応が起きているのでしょうか。また、それらの反応は全て同じなのでしょうか。
生活にの中にちりばめられている、楽しい事、うれしい事、面白い事が体にどんな影響を及ぼしているのか、この分野の中で少しでも解明していけたらなと思いっています。
また、学内で行われている「ゲーム心理学研究会」に参加し、ゲームの持つ面白さを自律系生理指標を用いて測定しています。
指標
心拍数・指尖血流量・皮膚電気活動・眼球停留時間/回数
所属学会
Society for Psychophysiological Research
日本心理学会
日本生理心理学会
日本バイオフィードバック学会
論文(査読あり)
伏田幸平・長野祐一郎 (2014) 心拍の虚偽フィードバックが魅力度評定・ 自律神経系指標に及ぼす影響 バイオフィードバック研究, 41, 73-81.
論文(査読なし)
伏田幸平・長野祐一郎 (2014) パーソナル・スペース侵略時における視線の有無が生理・心理的反応に与える影響 文京学院大学人間学部研究紀要, 15, 83-94.
学会発表(主発表)
Kohei Fuseda, Yuichiro Nagano, & Takefumi Kobayashi, (2014) An evaluation of the differences in subjective responses to the attractiveness of pictures of the opposite sex after a visual presentation, The 17th World Congress of Psychophysiology(IOP2014), Japan september.
伏田幸平・長野祐一郎・小林剛史 (2014) 異性画像に対する魅力判断が自律系生理指標に及ぼす影響, 日本心理学会第78回大会, 同志社大学, 9月.
伏田幸平・長野祐一郎 (2014) 競争場面における競争形式が生理反応に及ぼす影響 第32回 日本生理心理学会大会, 筑波大学5月.
Kohei Fuseda, Shota Watanabe, Shunya Omori, Kyosuke Takeno,Yurie Tojo,Ayako Nakao, Yuichiro Nagano, & Takefumi Kobayashi, (2013) THE NUMBER OF PLAYERS IN COMPETITIVE VIDEO GAMES: EFFECTS ON AUTONOMIC ACTIVITIES AND SUBJECTIVE AFFECT, Society for Psychophysiological Research 53rd Annual Meeting, Italy October.
伏田幸平・渡邉翔太・平良里奈・中尾彩子・長野祐一郎 (2013) 大規模感情評定システムの開発および運用(2), 日本心理学会第77回大会, 札幌コンベンションセンター9月.
伏田幸平・長野祐一郎 (2013) 心拍の虚偽フィードバックが魅力度評定・自律神経系指標に及ぼす影響, 第41回日本バイオフィードバック学会学術総会, 鎌倉女子大学6月.
伏田幸平・渡邉翔太・大森駿哉・武野享輔・東條友里恵・中尾彩子・長野祐一郎・小林剛史 (2013) ゲームプレイ時における競争相手の人数が自律系生理反応・主観的楽しさに及ぼす影響, 第31回 日本生理心理学会大会, 福井大学5月.
学会発表(連名発表)
渡邉翔太・伏田幸平・伊藤一真・大森駿哉・中尾彩子・小林剛史・長野祐一郎 (2014) ゲームの楽しさを測る(4)–対戦相手の位置情報の有無が主観感情及び自律系生体反応に及ぼす影響–, 日本心理学会第78回大会, 同志社大学9月.
Yuichiro Nagano, Shota Watanabe, Kohei Fuseda, & Rina Taira (2013) MEASURING MULTI-PARTICIPANT’S AUTONOMIC ACTIVITIES WITH A WIRELESS SENSOR NETWORK, Society for Psychophysiological Research 53rd Annual Meeting, Italy October.
Shota Watanabe, Shunya Omori, Kyosuke Takeno, Kohei Fuseda, Akihiro Matsumoto, Ayako Nakao, Yuichiro Nagano, & Takefumi Kobayashi (2013) THE EFFECTS OF COOPERATOR DURING HORROR GAME ON AUTONOMIC ACTIVITIES AND SUBJECTIVE AFFECT, Society for Psychophysiological Research 53rd Annual Meeting, Italy October.
長野祐一郎・伏田幸平・渡邉翔太・平良里奈・中尾彩子 (2013) 大規模感情評定システムの開発および運用(1), 日本心理学会第77回大会, 札幌コンベンションセンター9月.
渡邉翔太・大森駿哉・武野享輔・伏田幸平・松本章宏・中尾彩子・長野祐一郎・小林剛史 (2013) コンピュータ・ゲームにおける協力相手が主観的楽しさ・自律系生理指標に与える影響, 第31回 日本生理心理学会大会, 福井大学5月.
長野祐一郎・渡邉翔太・伏田幸平・平良里奈・荒木茂樹 (2013) 大規模感情評定システムを用いた TVCM 視聴時の生体反応の検討, 第31回 日本生理心理学会大会, 福井大学5月.
シンポジウム(連名)
Yuichiro Nagano, Rina Taira, Kohei Fuseda, Nobuyuki Kawai, Shota Watanabe, & Kazuo Okanoya (2014) The impact of active coping aspects on autonomic responses during video game playing, The 17th World Congress of Psychophysiology(IOP2014), Japan september.