ソフトウェア

1. Arduino・Processing開発環境

 心電図アンプで取得したデータをHTTP通信で送信する場合は「K3.ino」を使用し,UDP通信で心電図の生波形のみを取得・表示したい場合は「UDP-ECG4.ino」「ECG_UDP3.pde」をご使用ください.なお,ArduinoはVer1.8.19です(ゆくゆくは,このプログラムを統合し,マイコンの内部ボタンからモード切替を実装する予定です).

・使用ボード:「esp32 by Espressif Systems 2.0.0」「M5Atom」
・必要ライブラリ:「Adafruit ADS1X15 2.5.0」「Adafruit BusIO 1.17.2」

プログラム名機能
K3.ino           ・M5 Atomに入れるArduinoプログラム
・IBI,HR,RMSSDを測定し,phpに送信
・スピーカーからビープ音を呈示しFBを行う
UDP-ECG4.inoUDP通信で心電図の生波形を取得
ECG_UDP3.pde心電図の生波形をリアルタイムで表示

2.PHP開発環境

プログラム機能
Record.phpArduinoから送られてきたデータを.csv形式で記録
showECG.php上記の.csv形式のデータを参照してwebに表示
SoundControl.php各計測器の音(ON/OFF)の状態を記録
button.htmlスピーカーのON/OFF操作

3. 電子基板

 .brdファイルが設計図でeagleソフトから編集できます.切削マシーンで基板を量産する場合は,.ncdファイルをご使用ください.

プログラム名概要
ECGcomp_250523.drdorimin PCBのドリルにいれます。
ECGcomp_250523.solorimin PCBのパターンにいれます。
ECGcomp_250523.outorimin PCBの外形にいれます。
ECGcomp_250523.brd基板データです(設計図)
ECGcomp_250523.sch回路図です
ECGcomp_250523.ncd量産用です

4. 3Dデータ

 使用するソフトウェアによってはサイズが異なる可能性があるので,「測定器ケース-250526」の「ECGcase-ue-250526.stl」の最も長い辺が75mmになるように設定し,その際の倍率を他のファイルにも適用して下さい。

ファイル名 プログラム名 内容
スナップ電極-ケース sita-C8.stl 電極に装着するスナップ用カバーの下側
スナップ電極-ケース ue-T4.stl 電極に装着するスナップ用カバーの上側
測定器ケース-250526 ECGcase-sita-250526.stl 測定器本体のケース下側
測定器ケース-250526 ECGcase-ue-250526.stl 測定器本体のケース上側
電池仕切り板 Denita.stl 基板部分と電池の間に挟む仕切り版