BH1790GLC

ROHM製の脈波計測モジュールBH1790GLCとBH1792GLCを試すべく購入しておいた。口述試験の日に届いたので動作チェックしてみる。外乱の影響を受けにくい緑の光、かつLEDを点滅させて環境光の影響を除去できる仕組みも実装されている。そのせいもあってか、じっとしていれば脈波の波形はめちゃキレイだ。まぁ他のセンサーでもじっとしていればキレイなのだが・・・。

1.センサーボード(UNOの上に乗せるやつ)で教科書どおり測る。
2.センサーに直接線を生やしてUNOだけで測る
(センサーは3V駆動、LEDのみ5V電源必要、なのでI2C+1本で計5本線)
3.ESP32環境(TTGO T-display)に移植
の順で進むが、ESP32環境で#include <BH1790GLC.h>が大量の「○○に対して複数のライブラリが見つかりました」エラーを出して止まる。環境設定の「コンパイラの警告」を「全て」にして、地道に調べると、これはライブラリのBH1790GLC.cppの中にある
#include <avr/pgmspace.h>
が原因で出るらしい。このライブラリはAVRのフラッシュメモリにパラメータを書き込むためのものであるらしい。しかも使ってないじゃん・・・
//#include <avr/pgmspace.h>
単に該当箇所を上記のようにコメントアウトすればコンパイルが通るようになる。

本日の進歩
・ROHMの脈波センサが使えるようになった。
・ESP32環境への統合の目処がたった。
しかし・・・結局は(少なくともある程度)じっとしていないと、妥当な心拍数の同定は不可能という結論になりそうだ。加速度センサーを設置して、測定部位が静止しているかをモニタする必要がありそうである。

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