ウェアラブルでWifi接続式の計測器(下記は皮膚コンダクタンスと心拍数が同時に測定できるタイプ)を最大50個ほど生産し、ゲームや映画、お笑いなどのコンテンツを、多人数同時測定する仕組みを構築しています。
下図は、お笑い動画(ミルクボーイの湿布とクールポコ)を視聴した際の心拍数、皮膚コンダクタンス、主観感情(PA:ポジティブ感情、NA:ネガティブ感情、CA:リラックス感情)を19名同時測定したものです。動画視聴中は心拍数の低下、皮膚コンダクタンスの上昇が認められます。主観感情変化が大きいほど、生体情報の変化も大きい事がうかがえます。
下記は、ミッションインポッシブルゴースト・プロトコル(主人公が高層ビルを登り、降りてくる最中転落死しそうになるシーン)を視聴中の皮膚温を20名同時測定したものです。下グラフ中の青色部分が動画視聴部分で、交感神経活動亢進による急激な皮膚温低下が見られます。皮膚温変化のトレンドは、動画内容に対応しているように見受けられます。