EyeTribe注視座標データを記録/再生

EyeTribe。前回は、眼球注視位置を画像に書き込みながら刺激提示したが、普通は注視点は表示しないで実験するものだろう。今回は注視点の座標をディスクにCSV形式で保存するプログラムを作成した。気がついたことは、、、

1.実はEyeTribeは注視(Fixation)を検出し、isFixedのようなフラグを立ててくれる。
2.ライブラリで得られるGazedataにはタイムスタンプが入っており、キッチリ30Hzでサンプルしてくれている。
3.GazePointだけでなく、右目左目の瞳孔径も取得できる(できそう)。
4.瞬目情報が含まれていない(瞳孔径などの情報から自分で判断しろと?)
旬目中はGaze座標が(0,0)になるという情報あり。

で、CSVになってデータが落ちたはいいが、正しく記録できているか検証するために、CSVをビジュアライズするプログラムが必要ですよね。今回とったデータは、画像提示が3000msなので、30Hzつまり1サンプルあたり33.33msなので、3000/33.33=90個のデータがあるはずだが。。。。あれ、81~82個しかないね?注視点の影響が出ないように、画像提示直後記録しないようにしているせいかな。。。とりあえずこれを読み込み、提示画像に描画するプログラムを書いてみた。

ふむ、、、プログラムの動作は悪くないようだね。記憶にあるとおりだ。興味のない画像などは、背景に目がいっていまう。「これなんだろう・・・ああ、洗面台か」などのように。それにしても、16ポイントキャリブレーションをしたせいか、かなり正確に測れている。この価格でこの性能はやはり驚きだ。あとはエリア指定して、そのエリアに入っている時間を算出してくれるインターフェイスを作れば最低限の使用に耐えそうだ。10個買って、基礎実験(等)に投入予定なのだ。注視情報や瞳孔径をどのように使うかは、今後の課題としましょう。(撮影はBandicamでやりました。これまた素晴らしく便利。)

記録プログラム:ET2
再生プログラム:ETP1
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Processing、EyeTribe用ライブラリのリファレンスを発見
http://jorgecardoso.eu/processing/eyetribeprocessing/reference/index.html
EyeTribe本家のサイトに、FrameObjectの解説がある
http://dev.theeyetribe.com/api/

 

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