PolarH10をHRV解析に用いる、低コストで確実な方法はEliteHRVを用いることだ。このソフトウェアはHRVバイオフィードバックを行うためのものであり、iPhone版とAndroid版がある(これ大事)。日本での紹介事例は少ないが、海外では広く使われている。使い方は下の動画を見ればなんとなくわかるが、Polar H10とEliteHRVの組み合わせはとてもすばらしい。
動画では光計測デバイスを用いる例もあるが、指先の血管に伝わってきた拍動情報では心拍変動を正確に評定することは困難であるため、EliteHRVはH10での計測を推奨しており、計測したRR間隔データをExportする方法も提供している。具体的には測定後、ユーザーアカウント部分をクリックし、ExportDataをクリックすると、登録されたメールアドレスに最近計測したデータがメールで転送されるという仕組みだ。出力結果は標準的なRR間隔データで、kubiosにそのまま読み込むことができるので便利だ。