日別アーカイブ: 2025/07/26

EyeTube#250726

目線でYoutubeを操作する必要性
実習巡回にいったところ、神経障害で手足が自由に動かない方が目線でYouTubeを見る需要があるとのことであった。Web版のメディアパイプはブラウザで目線が取れるので、目線で操作するYouTubeアプリが作れるのではないだろうか?
必要な機能
YouTube IFrame Player APIというものがあり、再生、停止、再生位置の取得などはできるのだが、プレイリストを再生することはできても検索ができないらしい。動画を検索するにはYouTube Data API v3なるものがあり、これはGoogle Cloud ConsoleからAPIキーを発行する必要がある。一日10000ユニット(100検索)使え、一人なら十分な量だ。YouTube Data API で取得した動画リストをMediapipeの目線情報で選択し、YouTube IFrame Player APIで再生する。再生や停止、巻き戻しなども視線で行う。
実際の操作
ここから動作を確認できる。
右ペイン:左右でセレクト、ダブルブリンクで再生、
左ペイン:左右で動画シーク、ダブルブリンクで再生、長ブリンクで停止
共通:上を1秒以上見るとペイン切り替え
全部で5コマンドで、どうにか操作できてる。慣れれば普通である。動画に出てくるリコメンドを、目線で再生できないのかなぁ?

機能を充実させたバージョン
AI検索機能を追加したバージョン。右のペインで2秒以上目をつぶると、履歴をもとにテキトウな検索語を入れて再検索してくれる。便利。絞りすぎるとそこから抜けられなくなるし、ゆるすぎると見たいジャンルから離れてしまう。難しいね。でも検索できないより全然良い。
・ダブルブリンクは難しい(できない人もいるかも)
 →1秒以上の閉眼を「決定」ボタン扱いのほうが目が乾きにくい。
・眠くなった時目を閉じられないのはつらい。
 →5秒位上の閉眼はコマンドから除外するとか
・目が疲れる。

操作法は限られるとは言え、何度も検索することで、新しい出会いもある。iPadで懐かしの昭和Chillミュージックを聴き放題だ。