月曜日に,座禅研究の打ち合わせのため,島津社長のオフィスに行ってきた。東京駅付近の駐車場料金は,1600円/hでなかなか殺人的だった。オフィスに設置された禅堂(和室)で,島津社長が実際に座禅を行っている最中のIBIを測定してきたのが下記の図だ。RMSSDは,16であまり高くはないように思える。
・・・そもそも,自作計測器で測定したIBIからRMSSDは正しく評価できてるのだろうか・・・?なんだか不安になってきたので,自分の体で検証してみることにした。今日は,ゼミ内実験でダーツトーナメントを行う日だった。実は,この実験がちゃんと計画どおりに行われるかが,かなり心配で,プレッシャーを感じていた。また,昨日東京からふじみ野まで戻ったあと,22:30まで計測器を皆で作ったせいで,かなり寝不足気味となっていた。IBIは,ゼミ前はかなり低めで,600-800msの間を維持しており,昼休みにちょっと眠っても800ms以上にはならないようだった。ゼミ内実験は概ねうまくいき,授業後は休憩時に800-900ms台のIBIが出るようになった。そこで,さらに副交感神経を活動させるよう自己コントロールに努めたところ,IBIは800-1000ms台へ突入し,さらに副交感神経を頑張らせたところ,1000-1200ms台のIBIも出るようになった。⑤の後には,気分的には,かなり頭がスッキリし活力が増したように感じた。
心配事が終わると心臓はゆっくりになり,さらに意図的に休むとさらにゆっくりになるようだった。さて,各期間とも1000beatほど計測しているが,RMSSDはどうだろうか?ゼミ前は,目をつぶっても10~20だったRMSSDは,授業後には急速に大きくなり,最大で50程度になった。僕のRMSSDは50辺りが限界といったところか?副交感神経活動は主観的な疲労感と結構対応が良いように思う。これ大丈夫なんじゃないだろうか?自作計測器(材料費3000円)でこんなに簡単に副交感神経活動が評価できるのなら,いろいろなシーンで使ってみてもいいんじゃないだろうか?
PPT:rmssd